モンテベルデ自然保護区
取材データ
| 名称 | Reserva Biologica Bosque Nuboso Monteverde モンテベルデ自然保護区(観光、宿泊) |
|---|---|
| 住所 | Reserva Biologica Bosque Nuboso, Monteverde, Puntarenas, Costa Rica コスタリカ共和国 プンタレーナス州 モンテベルデ |
| TEL | 506-645-5122 |
| URL | http://www.cct.or.cr/(スペイン語) |
| アクセス | サンホセ市内よりローカルバスまたは乗り合いワゴンタクシーで約4~4.5時間 レンタカーを利用する場合は四駆を推奨 |
| 営業時間 | 7:00-16:00 19:00-21:30はガイドつきナイトハイクあり(要事前申込み) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 入場料 | US17 ガイドをつける場合ガイド料US17(一人あたり) |
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年間スケジュール お知らせ | - |
| 取材者 | たかきーと |
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取材日 (最新取材日) | 2009.02.04 |
取材者の視点
モンテベルデは、エコツーリズム発祥の地として、世界中からの自然愛好家が訪れる。自然保護区のなかにはトレイルが整備されていて、熱帯雲霧林の生態系をゆっくり観察しながら歩くことができる。ケツァール、ナマケモノ、ホエザル、ハナグマ、タランチュラなどが自然に生息している他、木々の表面を毛皮のようにびっしり覆うコケや、木々が伸ばした腕にところ狭しとひしめく野生のランやブロメリアなどの着生植物が印象的。

中でも、ケツァール(和名:カザリキヌバネドリ)の生息地として、世界的に有名な熱帯雲霧林の保護に積極的に取り組んでいる。モンテベルデはコスタリカのなかでも観測される鳥類の種類は随一で、クリスマスシーズンにはボランティアによるバードカウンティングが行われている。自然保護区には宿泊施設(3食付き・US40/日)も併設されており、研究者やボランティアらが長期滞在できる。
静寂のなか霧に包まれた幻想的な熱帯雲霧林の風景に心が洗われる。モンテベルデの森を知り尽くし、自然観察の知識と装備を兼ね備えているネイチャーガイド(US17)と歩くと、熱帯雲霧林の住人(生物)たちのもとへ巧みにエスコートしてくれる。肉眼では見えないものを望遠鏡で覗かせてくれたり、モンテベルデの歴史、自然保護への取り組み、気の利いた冗談など、ガイドのトークのネタはつきず、楽しいトレイルハイキングの時間を過ごせる。モンテベルデの人たちの自然への思い、温かいおもてなしの心に触れて、モンテベルデを出る頃にはちょっとしたホームシックにかかるかもしれない。
限られた時間でとにかくケツァールだけを見たいという場合は、サンホセより2時間足らずで行くことのできる、アクセスのいいセロ・デ・ラ・ムエルテやサベグレというところもいいのだが、時間に余裕があるのなら、あえてモンテベルデをオススメする。行くのも帰るのも一苦労、行ったところでお目当てのケツァールに遭遇するかしないかも分からないという、そのまんま「自然相手」のエコ旅行を楽しむ心をもって向かって欲しい。出会えたときの喜び、感動がより大きいばかりでなく、今まで自然保護の取り組み、エコツーリズムの発展に創生期より尽力してきたモンテベルデの住人のエコメッセージとエコスピリットに触れて、ヒトと自然との共生のあり方を見つめるよい機会となると思う。(地域の人や各国からの旅行者に積極的に話しかけてみよう。)帰り道には、未舗装のでこぼこ道でバスに揺られながら美しい山々を借景に、同じく「自然」のなかで生かされている自分自身のことを思うころ、ふとモンテベルデで蒔かれたエコマインドの種が芽生え始めていることに気づくことだろう。
【この人に注目!】
・モンテベルデの番人 ウィルフォード・ウィンドン- 1951年に入植し、林業を営んでいた。生物学者がモンテベルデの生物多様性に注目し、研究が盛んになった頃、森の案内役として研究補助をして歩いたことが契機となり、自然保護の大切さに気づき、方向転換。モンテベルデ保護区の創設者のひとりで(1972年)、以来、自然保護の取り組みに尽力してきた。「WOLF(オオカミ男)」として知られる。
- 十数年に渡って彼のスピリットを取材し続けたカナダのジャーナリスト、ケイ・チョーノック氏が著した伝記本「WALKING WITH WOLF」が出版された(2008.11)ので参考にどうぞ。(こちらから購入可=ゆうごうさーびすhttp://u5s.jp/index.php?books)
写真=コケの髭をつけておどけるウィルフォード・ウィンドン
・モンテベルデの環境教育ならこの人に聞け! メルセデス・ディアス
- 保護区で環境教育を担当して16年になるベテラン。保護区で環境教育に取り組む他、地域の小学生に、(鳥のエサや生息地確保のための)植樹、有機栽培、リサイクル活動なども指導している。モンテベルデの生態系を登場人物にした絵本を執筆したりとマルチな面も。
写真=左より、ケイ・チョーノック、ウィルフォード・ウィンドン、メルセデス・ディアス
取材者オススメスポット&周辺情報
・モンテベルデの隣町サンタ・エレーナには、インフォメーションセンター、トラベルエージェント、レストラン、カフェバー、土産物屋、銀行、インターネットカフェ、宿泊施設など充実している。レンタカー以外、必要なものはたいてい揃えることができる。・周辺の観光スポットとしては、バタフライガーデン、ハミングバードガーデン(写真右)、昆虫館、カエル館、コウモリ館、サンタエレーナ保護区、エコロジーファーム、ツリートップウォーク(写真左)などがある。コウモリ館の一角にモンテベルデの歴史コーナーがある。(写真上)
・サンタエレーナからはアレナル火山(写真右)が近い。ふもとのタバコン温泉リゾート(写真左)に立ち寄り、ジャングルのなかを流れる川の温泉で疲れをほぐして帰るのもいい。
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